ブログ|トマト屋竹生

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竹生のトマトNEWS~消費者へ届ける~

皆さんこんにちは

トマト屋竹生です!

 

~消費者へ届ける~

 

トマト農家の仕事は、果実を育てて収穫すれば終わりではありません。

収穫したトマトを傷つけず、品質を確認し、鮮度を保った状態で販売先や消費者へ届けるまでが農家の大切な仕事です🍅

同じ畑やハウスで育ったトマトでも、収穫する時期、果実の大きさ、色、硬さによって、味や保存性は変わります。

完熟に近い状態で収穫すれば味が濃くなりやすい一方、輸送中に傷みやすくなります。少し早めに収穫すれば日持ちはしやすくなりますが、販売方法によっては本来の味を十分に届けられない場合があります。

トマト農家は、品種、販売先、輸送時間、季節などを考慮し、最適な状態で収穫しています。

販売先に合わせた収穫時期

トマトの収穫時期は、果実の色付き具合を見ながら判断します。

農産物直売所や農家の店頭で販売する場合は、収穫から購入までの時間が短いため、比較的熟した状態で収穫できます。

一方、遠方の市場や店舗へ出荷する場合は、運送や店頭陳列の日数を考慮し、少し早めに収穫することがあります🚚

完熟トマトは味や香りを感じやすい反面、果肉が柔らかく、輸送中の振動や圧力で傷つきやすくなります。

農家は、果実全体の色だけでなく、果実の肩部分、硬さ、品種特性などを確認します。

夏と冬では、収穫後の色付きの進み方や傷みやすさが異なります。

気温の高い時期には、収穫後も熟度が進みやすいため、出荷までの時間を考えて判断します。

収穫する時間帯の工夫

トマトの収穫は、気温が低い朝の時間帯に行われることがあります。

日中に気温が上がると、果実の温度も高くなります。高温の状態で収穫し、箱に入れたままにすると、品質が低下しやすくなる場合があります☀️

朝の涼しい時間に収穫すれば、果実の温度上昇を抑えながら作業できます。

ただし、朝露や結露によって果実がぬれている場合は注意が必要です。

ぬれた状態で箱詰めすると、傷みや病気の原因になる可能性があります。果実表面の状態を確認し、必要に応じて乾いてから作業します。

収穫後は、直射日光の当たる場所へ長時間置かず、日陰や作業場へ速やかに移動します。

果実を傷つけない収穫技術

トマトは、強く握ったり落としたりすると、表面に傷がなくても内部が傷むことがあります。

収穫時には、果実をやさしく持ち、品種や販売方法に応じてヘタを残すか取り除くかを判断します🤲

ヘタ付きトマトは新鮮な印象を与えますが、箱の中でヘタが別の果実に当たり、傷をつける場合があります。

収穫用の容器へトマトを高く積み重ねると、下の果実に圧力がかかります。

容器の深さや詰め方を工夫し、果実同士がぶつからないよう丁寧に扱います。

作業速度を上げることも必要ですが、一つの傷が商品価値を下げる可能性があります。熟練した作業者は、速さと丁寧さを両立しています。

規格ごとに分ける選別技術

収穫したトマトは、大きさ、重さ、色、形、傷の有無などを確認し、規格ごとに選別します。

同じ箱の中に大きさや熟度が大きく異なるトマトが入っていると、購入者や販売店が扱いにくくなります。

選果機を使用し、重量や大きさによって自動的に分類する農場もあります⚙️

ただし、機械だけでは細かな傷、裂果、病気の症状などを完全に判断できないことがあります。

最終的には人の目で確認し、出荷できる品質かどうかを判断します。

選別基準を作業員の間で統一することも重要です。

人によって良品と不良品の判断が異なると、出荷品質が安定しません。実物の見本や写真を使い、基準を共有します。

見た目だけではない品質確認

トマトの品質は、大きさや形だけではありません。

糖度、酸味、果肉の硬さ、香り、食感なども商品価値に関係します。

糖度計を使用し、果汁の糖度を測定する農家もあります📊

ただし、糖度が高ければ必ずおいしいとは限りません。

トマトらしい酸味や香り、うま味とのバランスも重要です。品種によっても、目指す味は異なります。

生食用、加熱調理用、加工用では、求められる果肉の硬さや水分量も変わります。

農家は、自分たちのトマトがどのような料理や販売先に適しているのかを考え、栽培と出荷方法を調整します。

品温を管理して鮮度を守る

収穫したトマトは、呼吸を続けています。

果実の温度が高い状態では、呼吸が活発になり、品質の変化が早く進むことがあります。

収穫後の果実を高温の場所へ放置せず、適切な温度で保管することが重要です🌡️

ただし、トマトは低温に弱い性質もあります。

必要以上に低い温度で長期間保管すると、風味や食感が低下したり、正常に色付かなくなったりする可能性があります。

すべての農産物を同じ温度で冷やせばよいわけではありません。

トマトの熟度、品種、保管期間、出荷先を考慮し、適切な温度を選びます。

保冷庫や予冷設備を使用する場合でも、急激な温度変化による結露に注意します。

箱詰めと包装の技術

トマトを輸送する際は、振動や圧力から果実を守る包装が必要です。

箱の大きさ、果実の並べ方、緩衝材の使用などを工夫します📦

箱の中に隙間が多いと、輸送中に果実が動いてぶつかります。反対に詰め込みすぎると、圧力によって傷む可能性があります。

ミニトマトでは、パックや袋に入れて販売されることが多くあります。

容器には、果実を保護する役割だけでなく、消費者に商品を魅力的に見せる役割もあります。

一方で、包装資材の使用量や環境負荷への配慮も求められています。

果実の品質を守りながら、必要以上に資材を使わない包装を考えることが重要です🌱

出荷記録とトレーサビリティ

いつ、どのハウスや畑で収穫したトマトなのかを記録しておくことも重要です。

収穫日、品種、栽培区画、出荷先などを管理することで、問題が発生した際に対象となる商品を確認できます📝

肥料や農薬の使用履歴、作業記録と結び付ければ、生産から出荷までの流れを追跡できます。

取引先から問い合わせがあった場合にも、記録があれば正確に回答できます。

記録は品質管理のためだけでなく、農場の改善にも役立ちます。

特定の区画で傷果が多い、ある時期に裂果が増えているといった傾向を把握し、栽培管理や収穫方法を見直せます。

規格外トマトの活用

味には問題がなくても、形が不ぞろい、少し傷がある、大きさが規格から外れているという理由で、通常の商品として出荷できないトマトがあります。

これらをすべて廃棄すると、農家の収入が減るだけでなく、食品ロスにもつながります。

直売所で訳あり品として販売したり、トマトジュース、ソース、ケチャップ、ドライトマトなどへ加工したりする方法があります🥫

飲食店や食品加工会社と連携し、規格外品を業務用として販売することも考えられます。

加工品を製造する場合には、設備、衛生管理、表示、販売方法など、新たな知識が必要です。

農家がすべてを自社で行うのではなく、地域の加工施設や専門会社と協力する方法もあります。

ブランド化と情報発信

消費者がトマトを選ぶ際には、価格や見た目だけでなく、品種、栽培方法、農家の考え方なども判断材料になります。

農園名や商品名を付け、パッケージやホームページ、SNSを通じて特徴を伝える農家が増えています📱

「甘いトマト」という表現だけでは、ほかの商品との違いが伝わりにくい場合があります。

どのような土地で育てているのか、どの品種を選んでいるのか、水や肥料をどのように管理しているのか、どのような料理に合うのかを具体的に発信します。

栽培中の写真や農家の顔が見えることで、消費者に安心感を持ってもらえる場合もあります。

ただし、実際の品質や生産体制を超えた表現は避け、継続して提供できる価値を伝えることが大切です。

直売と市場出荷の使い分け

トマトの販売方法には、市場出荷、農協出荷、契約販売、直売所、飲食店への直接販売、インターネット販売などがあります。

市場出荷では、多くの商品を安定して販売しやすい一方、規格や出荷時間を守る必要があります。

直接販売では、消費者の声を聞きやすく、完熟に近いトマトを届けられることもあります😊

しかし、注文受付、箱詰め、配送、問い合わせ対応など、栽培以外の仕事が増えます。

農場の生産量、人員、商品の特徴に合わせて、複数の販路を組み合わせることが重要です。

まとめ

トマト農家の技術は、栽培だけでは完結しません。

適切な熟度で収穫し、果実を傷つけず、規格ごとに選別し、鮮度を保った状態で届ける技術が必要です✨

収穫時間、品温、箱詰め、輸送方法などのわずかな違いが、消費者が食べる時の味や食感に影響します。

さらに、規格外品の加工、ブランド化、情報発信、販売先の開拓なども、農家経営を支える大切な取り組みです。

畑やハウスで育てたおいしさを、そのまま食卓まで届けること。それが、トマト農家に求められる収穫・品質管理技術なのです🍅

竹生のトマトNEWS~トマトを守る~

皆さんこんにちは

トマト屋竹生です!

 

~トマトを守る~

 

トマト栽培では、温度や水分を適切に管理していても、病気や害虫が発生することがあります。

葉に小さな斑点ができる、株が急にしおれる、果実に傷がつくなど、最初はわずかな変化でも、対応が遅れるとハウス全体へ広がる可能性があります⚠️

トマト農家にとって病害虫対策は、発生してから農薬を散布するだけの仕事ではありません。

病気や害虫が入りにくい環境をつくること、早い段階で発見すること、発生状況に合わせて適切な対策を選ぶことが重要です。

近年は、農薬だけに頼らず、防虫ネット、天敵昆虫、粘着板、環境管理などを組み合わせる総合的な防除も広がっています。

病害虫を持ち込まない衛生管理

病害虫対策の第一歩は、農場内へ原因を持ち込まないことです。

病原菌や害虫は、苗、土、農具、衣服、靴、手などを通じて移動する場合があります。

外部から苗を購入する場合には、葉の裏や茎を確認し、害虫や病気の症状がないかを確認します🔍

ハウスへ入る際に靴を履き替えたり、消毒マットを使用したりする農場もあります。

使用したはさみや誘引器具を消毒することも重要です。

病気が発生した株を切った道具で健康な株を作業すると、病原菌を広げる可能性があります。

作業の順番を、健康な区画から病気の疑いがある区画へ進むよう決めておく方法もあります。

毎日の観察による早期発見

病害虫は、被害が大きくなる前に発見できれば、対策する範囲を小さく抑えられる可能性があります。

農家は作業を行いながら、葉の色、斑点、巻き、食害の跡、虫の排せつ物などを確認します👀

葉の表面だけでなく、害虫が隠れやすい葉裏、成長点、花、果実の付け根なども観察します。

ハウス内のすべての株を毎日細かく確認することは簡単ではありません。

そこで、場所を決めて定期的に調査したり、黄色や青色の粘着板を設置し、捕獲された害虫の種類と数を確認したりします。

害虫の数が増え始めた段階で対策すれば、大量発生後よりも少ない労力で対応できる場合があります。

湿度を下げて病気を防ぐ

トマトの病気には、高い湿度や葉のぬれによって発生しやすくなるものがあります。

夜間の結露、換気不足、葉の混み合いなどによって、株の周囲に湿気がたまると、病原菌にとって活動しやすい環境になります💧

ハウスの換気を行い、循環扇で空気を動かすことで、湿度の偏りを小さくします。

下葉や不要な脇芽を整理し、株の内側へ空気が通るようにすることも大切です。

水やりの時間も関係します。

夕方以降に葉や地表が長時間ぬれた状態になると、夜間の湿度が高まりやすくなります。可能な範囲で朝から日中に水を与え、夜までに湿度を下げる管理が行われます。

害虫の侵入を防ぐ設備

ハウスの開口部に防虫ネットを張ることで、外部から飛来する害虫を減らせます。

ただし、網目を細かくするほど空気が通りにくくなり、ハウス内の温度が上がる可能性があります。

害虫の大きさ、換気量、季節を考慮して、適切な防虫ネットを選ぶ必要があります🕸️

出入口を二重にしたり、扉を開けたままにしないよう管理したりすることも有効です。

ハウス周辺に雑草が多いと、害虫のすみかになる場合があります。

定期的に除草し、ハウス周辺を清潔に保つことで、侵入源を減らします。

ただし、農場周辺のすべての植物をなくせばよいわけではありません。天敵となる昆虫や生態系との関係も考えながら管理します。

天敵昆虫を活用する技術

農薬だけに頼らず、害虫を食べたり寄生したりする天敵昆虫を利用する方法があります🐞

天敵昆虫がハウス内で活動しやすい環境を整えることで、害虫の増加を抑えます。

天敵を導入する場合は、使用する農薬の種類や時期に注意が必要です。

害虫に効果がある農薬でも、天敵へ強い影響を与えるものがあります。天敵を導入する前後には、農薬の使用履歴や残効を確認します。

ハウス内の温度や湿度が天敵の活動条件に合っているかも重要です。

天敵は、一度導入すればすべての害虫を完全に防いでくれるものではありません。害虫と天敵の数を観察し、必要に応じて追加導入や別の対策を行います。

農薬を正しく使用する技術

病害虫の発生状況によっては、農薬による防除が必要です。

農薬は、対象となる作物、病害虫、使用量、使用時期、使用回数などが決められています。

ラベルの内容を確認し、定められた方法で使用することが基本です📋

濃くすれば効果が高まると考え、規定以上の濃度で使用してはいけません。作物へ薬害が出たり、安全性に問題が生じたりする可能性があります。

散布する時間帯や天候も重要です。

高温時に散布すると葉に障害が出る場合があり、換気が不十分なハウス内では作業者への負担も大きくなります。

防護マスク、手袋、防護服などを着用し、作業後には使用した器具を適切に洗浄します。

薬剤抵抗性を防ぐ

同じ系統の農薬を繰り返し使用すると、病原菌や害虫の中に、その農薬が効きにくい個体が増えることがあります。

これを薬剤抵抗性といいます。

効きにくくなったからといって使用量を増やすのではなく、作用の異なる農薬を計画的に使い分けることが重要です🔄

農薬散布の前に、本当に対象となる病害虫なのかを確認する必要もあります。

似たような症状でも、原因が病気ではなく、肥料不足、水分障害、高温障害である場合があります。

原因を誤ると、農薬を使用しても改善しません。

必要に応じて専門機関や農業指導員へ相談し、症状や害虫の種類を正しく判断します。

病気が発生した株への対応

病気が見つかった場合は、症状のある葉や果実を早めに取り除きます。

株全体に広がっている場合には、株ごと撤去することもあります。

取り除いた葉や株をハウス内や通路へ放置すると、病原菌や害虫が残り、周囲へ広がる可能性があります。

袋などに入れて、農場のルールに従って処分します🗑️

病気の株を作業した後は、手や道具を洗浄・消毒します。

病気が発生した位置、時期、症状を記録しておくと、原因を考える際に役立ちます。

特定の場所で繰り返し発生している場合は、排水不良、湿度、換気、土壌病害など、環境に原因があるかもしれません。

栽培終了後の清掃

収穫期間が終わった後の管理も、次の栽培に影響します。

古い株や根、落ちた葉、果実などを残すと、病害虫の越冬場所になる可能性があります。

栽培終了後は、植物残さを取り除き、ハウス内を清掃します🧹

誘引ひも、支柱、栽培ベッド、作業台なども確認し、必要に応じて洗浄や消毒を行います。

次の苗を植える前に、前作で発生した病害虫や問題点を振り返り、対策を計画します。

栽培中だけでなく、栽培と栽培の間の衛生管理が、病害虫の発生を抑える重要なポイントです。

記録によって防除技術を高める

病害虫が発生した日、場所、種類、実施した対策、使用した農薬、効果などを記録します📝

記録を残すことで、毎年同じ時期に発生している害虫や、特定の天候後に増える病気を把握できます。

翌年は発生前から粘着板を増やしたり、換気方法を見直したりするなど、予防的な対策を行えます。

複数の作業員がいる農場では、発見した症状を写真付きで共有することも有効です。

情報を一人だけが持つのではなく、農場全体で共有することで、早期発見につながります。

まとめ

トマトの病害虫対策は、農薬を散布することだけではありません。

苗や農具から病害虫を持ち込まないこと、温度や湿度を整えること、防虫ネットや天敵を活用すること、毎日観察することが重要です🍅

農薬が必要な場合には、対象となる病害虫を正しく確認し、定められた方法で使用します。

一つの対策だけに頼らず、衛生管理、環境管理、物理的防除、生物的防除、農薬を組み合わせることで、被害を抑えながら安定した生産を目指せます。

健康なトマトを守っているのは、目立つ作業だけではなく、毎日の清掃、観察、記録という地道な技術の積み重ねなのです。

竹生のトマトNEWS~味と収穫量~

皆さんこんにちは

トマト屋竹生です!

 

~味と収穫量~

 

トマトの茎や葉、果実を支えているのは根です。

地上部分が元気に見えていても、土の中で根が弱っていれば、安定した収穫を続けることはできません。おいしいトマトを育てるためには、根が水分と養分を吸収しやすい環境を整える必要があります🌱

トマト農家にとって、土づくり、水やり、肥料管理は、収穫量と品質を左右する重要な技術です。

水を多く与えれば果実が大きくなるように思えますが、必要以上に与えると味が薄くなったり、根が酸素不足になったりすることがあります。

肥料も同様です。多く与えればよく育つとは限りません。肥料が効きすぎると、葉や茎ばかりが成長し、花や果実の発育に影響する場合があります。

農家は、土壌の状態、天候、生育段階、収穫量を確認しながら、水と肥料の量を調整しています。

根が育つ土壌環境をつくる

トマトの根が健康に育つためには、水分、空気、養分のバランスが重要です。

土が硬く締まりすぎていると、根が伸びにくくなります。また、水はけが悪い土では、雨や水やりの後に水分が長く残り、根が酸素不足になる可能性があります。

反対に、水はけがよすぎる土では、与えた水や肥料がすぐに流れ、乾燥しやすくなります。

トマト農家は、堆肥や有機物を取り入れ、土の構造を整えます。

土の中に適度な隙間ができれば、水分を保ちながら余分な水を排出し、根に空気を届けやすくなります🌿

ただし、堆肥を多く入れすぎると、土壌中の養分が過剰になったり、塩類が蓄積したりすることがあります。

使用する堆肥の性質や成熟度を確認し、畑の状態に合った量を使用することが重要です。

土壌診断に基づく施肥

土の見た目だけでは、どの養分が多く、何が不足しているかを正確に判断することは困難です。

そこで、栽培前や栽培中に土壌診断を行い、酸度や養分の状態を調べます🧪

土壌中に肥料成分が十分残っているにもかかわらず、毎年同じ量の肥料を追加すると、養分が過剰になる可能性があります。

特定の成分が蓄積すると、別の養分を吸収しにくくなることもあります。

土壌診断の結果を確認し、不足している成分を必要な分だけ補うことで、無駄な肥料を減らしながら、安定した生育を目指せます。

土の酸度も重要です。

トマトが養分を吸収しやすい範囲から外れると、土の中に養分があっても十分に利用できない場合があります。必要に応じて石灰資材などを使い、栽培前に酸度を整えます。

窒素の与えすぎに注意する

肥料の中でも、生育に大きな影響を与えるのが窒素です。

窒素は葉や茎の成長に必要ですが、多すぎると株が過度に元気になり、葉が大きく茂りすぎることがあります。

葉が重なると風通しが悪くなり、病気が発生しやすくなります。また、花が弱くなったり、実がつきにくくなったりする場合もあります。

反対に窒素が不足すると、葉の色が薄くなり、株全体の生育が弱くなることがあります。

農家は、葉の色、茎の太さ、節の間隔、花の状態などを見ながら、肥料の効き方を判断します🔍

株が強くなりすぎている場合には、肥料を控えたり、水分管理を見直したりします。

果実を安定して収穫するためには、葉や茎だけを大きくするのではなく、株全体のバランスを整える必要があります。

カリウムとカルシウムの役割

トマトの果実を育てるうえでは、カリウムやカルシウムなどの養分も重要です。

カリウムは、水分の調整や果実の肥大、品質に関係します。

カルシウムが果実へ十分に届かないと、果実の先端部分が黒く変色する尻腐れが発生することがあります🍅

土壌中にカルシウムが含まれていても、根が弱っていたり、水分が不足したりすると、果実まで十分に運ばれないことがあります。

そのため、尻腐れが発生したからといって、単純にカルシウム肥料を増やせば解決するとは限りません。

根の状態、水分管理、温度、肥料濃度などを総合的に確認する必要があります。

養分は、それぞれが単独で働くのではなく、互いのバランスによって吸収されます。特定の成分だけを増やしすぎないことが重要です。

水やりの量とタイミング

トマトの水管理では、一度に与える量だけでなく、与える時間と回数も大切です。

晴れた日は光合成が活発になり、葉から多くの水分が失われます。曇りや雨の日は、水分の消費量が少なくなります。

毎日同じ量の水を与えるのではなく、天候や株の大きさに合わせて調整します☀️

朝に水を与えると、日中の光合成に必要な水分を確保しやすくなります。

夕方以降に多くの水を与えると、夜間に土やハウス内の湿度が高くなり、病気の発生につながることがあります。

ただし、夏場や高温期には、日中の水分不足を防ぐため、複数回に分けて水を与える場合もあります。

一度に大量の水を与えるより、少量ずつ必要なタイミングで与えることで、根の周囲の水分を安定させやすくなります。

水分変化による果実の裂果

トマトの果実が割れる裂果は、急激な水分変化によって発生することがあります。

土が乾燥した状態の後に大量の水を吸収すると、果実の内部が急に膨らみ、皮が耐えられずに割れる場合があります💧

雨よけ栽培やハウス栽培では、土壌水分を安定させることが裂果対策になります。

土壌水分センサーを使用し、目に見えない土の中の状態を数値で確認する農家も増えています。

果実が大きくなる時期や収穫が近い時期は、特に急激な水分変化へ注意します。

水を控えることで糖度を高める栽培方法もありますが、極端に水分を制限すると、果実が小さくなったり、株が弱ったりする可能性があります。

高糖度と収穫量のどちらを重視するのかによって、水分管理の考え方も変わります。

点滴かん水による効率的な管理

ハウス栽培では、チューブから少量ずつ水を与える点滴かん水が広く利用されています。

株元へ直接水を届けられるため、通路や葉を必要以上にぬらさずに済みます。

水と一緒に液体肥料を与える養液土耕栽培では、生育に合わせて水分と養分を細かく調整できます🚿

点滴かん水を使用する場合でも、すべての株へ同じ量の水が届いているかを確認する必要があります。

チューブや吐出口が詰まると、一部の株だけ水不足になることがあります。

ハウスの入口と奥、日当たりのよい場所と日陰になる場所では、水分の消費量が異なる場合もあります。

設備に任せるだけでなく、土や葉の状態を実際に確認することが大切です。

養液栽培における管理技術

土を使わず、培地や水耕設備でトマトを育てる養液栽培もあります。

養液栽培では、水に肥料成分を溶かし、根へ直接供給します。

土壌の状態に左右されにくく、水と肥料を細かく管理できることが特徴です📊

一方で、養液の濃度や酸度が大きく変化すると、根や生育へ直接影響します。

設備の故障や停電によって養液が供給されなくなると、短時間で株が水不足になる可能性もあります。

農家は、養液の濃度、酸度、供給量、排液の状態などを確認しながら管理します。

根の色や量を観察し、病気や酸素不足が起きていないかを確認することも重要です。

連作障害への対応

同じ畑でトマトを繰り返し栽培していると、特定の病原菌や害虫が増えたり、養分の偏りが生じたりすることがあります。

これを連作障害と呼びます。

対策として、別の作物を間に栽培する輪作、土壌の消毒、耐病性を持つ台木への接ぎ木などが行われます🌱

ハウス栽培では簡単に栽培場所を変えられないため、土壌環境を継続的に管理することが重要です。

太陽熱を利用して土壌を処理したり、有機物を利用して土壌中の環境を変えたりする方法もあります。

一つの方法だけに頼らず、土壌診断、衛生管理、接ぎ木、適切な水管理などを組み合わせることが、長期的な安定生産につながります。

記録を次の栽培へ生かす

水や肥料の管理は、その年の栽培だけで完結するものではありません。

いつ、どれくらいの水と肥料を与えたのか、収穫量や果実品質がどう変化したのかを記録します📝

過去の記録と天候、生育状況を比較することで、次の栽培計画を改善できます。

感覚だけで管理していると、担当者が変わった際に技術が引き継がれにくくなります。

数値と作物の状態をセットで記録することで、農場全体の栽培技術を高められます。

まとめ

トマトの味と収穫量を支えているのは、目に見える果実だけではなく、土の中に広がる根です。

土づくり、土壌診断、施肥、水管理、点滴かん水などを適切に行うことで、根が水分と養分を吸収しやすい環境を整えられます✨

水や肥料は、多ければよいものではありません。

天候、生育段階、品種、土壌の状態を確認し、その時に必要な量を届けることが重要です。

トマト農家は、土と根の状態を想像しながら、地上に現れる小さな変化を読み取っています。その丁寧な管理が、甘みや酸味、食感の整ったトマトにつながっているのです。

竹生のトマトNEWS~安定して育てるため~

皆さんこんにちは

トマト屋竹生です!

 

~安定して育てるため~

 

トマトは、家庭菜園でも親しまれている身近な野菜です。しかし、農家が商品として高品質なトマトを安定して生産するためには、気温、水分、日照、湿度などを細かく管理する技術が必要です🍅

トマトは環境の変化に敏感な作物です。気温が高すぎると花が落ちたり、実がうまく育たなかったりすることがあります。反対に低温が続くと、生育が遅れ、果実の着色にも影響が出ます。

水を与えすぎると根が傷みやすくなり、水が不足すると葉がしおれたり、果実に障害が出たりします。また、昼と夜の温度差、日照時間、風通しなども、トマトの味や収穫量に関係します。

トマト農家は、毎日の天候や作物の状態を観察しながら、トマトにとって最適な環境をつくっています。

温度管理が生育を左右する

トマト栽培において、特に重要なのが温度管理です。

トマトは暖かい環境を好む作物ですが、暑ければ暑いほどよく育つわけではありません。夏場にハウス内の温度が上がりすぎると、花粉の働きが弱くなり、花が咲いても実がつきにくくなることがあります。

果実の表面が高温になることで、日焼けのような障害が発生する場合もあります☀️

そのため、ハウス栽培では、天窓や側面の窓を開けて空気を入れ替えたり、換気扇を使用したりします。遮光資材を利用して、強すぎる日差しを和らげる方法もあります。

冬場は、夜間や早朝の温度低下に注意が必要です。

加温設備を使用してハウス内を暖めたり、内張りカーテンを閉めて熱を逃がしにくくしたりします。燃料費が高騰する中では、必要以上に加温せず、生育に必要な温度を保つ工夫も求められます。

温度センサーを設置すれば、ハウス内の温度を数値で確認できます。一定の温度を超えた際に自動で窓を開けたり、換気扇を動かしたりする設備も利用されています🌡️

昼夜の温度差を活用する

トマト農家は、昼間の温度だけでなく、夜間との温度差も考えながら管理します。

昼間は、トマトが光合成を行い、葉でつくられた養分を果実や茎、根へ送ります。夜間には、昼間につくられた養分を使って成長します。

夜間の温度が高すぎると、呼吸によって養分が多く消費されることがあります。一方で、夜温が低すぎると、生育や果実の肥大が遅れる場合があります。

その日の天候やトマトの生育段階に合わせて、昼と夜の温度を調整することが重要です。

経験豊富な農家は、単に設定温度だけを見るのではなく、葉の大きさ、茎の太さ、花の状態、果実の成長などを確認しながら管理します🔍

作物の姿を見て、現在の管理が適切かどうかを判断する観察力が求められます。

日照を確保する技術

トマトが育つためには、太陽の光が欠かせません。

光が不足すると光合成が十分に行われず、茎が細くなったり、果実の成長が遅れたりします。色付きや糖度にも影響する可能性があります。

ハウスのフィルムに汚れが付いていると、内部へ入る光の量が減ります。そのため、農家は定期的にハウスの状態を確認し、必要に応じて清掃やフィルムの張り替えを行います。

葉が増えすぎた場合には、一部の葉を取り除くこともあります🌿

葉を整理することで、果実に光が当たりやすくなり、株の内側の風通しもよくなります。ただし、葉を取りすぎると光合成を行う面積が減り、果実が強い日差しにさらされる可能性があります。

どの葉を、いつ、どれくらい取り除くかは、季節や品種、株の状態によって判断しなければなりません。

湿度と風通しを整える

ハウス内の湿度が高い状態が続くと、葉や茎がぬれやすくなり、病気が発生する可能性が高まります。

特に夜間から早朝にかけては、気温の変化によって結露が発生することがあります。葉の表面に水滴が残ると、病原菌が広がりやすくなります。

換気を行い、空気を動かすことで、ハウス内の湿度を調整します。

循環扇を使って空気を動かし、場所による温度や湿度の差を小さくする方法もあります🌀

風通しをよくするためには、葉の整理や誘引も重要です。トマトの茎や葉が重なりすぎると、株の内側へ空気が通りにくくなります。

栽培する株同士の間隔を適切に保ち、枝葉を整えることで、病気の発生を抑えながら管理作業を行いやすくします。

誘引と整枝の技術

トマトは、そのまま育てると茎が倒れたり、脇芽が増えて株全体が混み合ったりします。

そこで、ひもや支柱を使って茎を支える誘引を行います。

ハウス栽培では、上部からつるしたひもに茎を沿わせ、成長に合わせて位置を調整する方法が一般的です。

脇芽を取り除き、主茎を中心に育てることで、果実に養分を集中させやすくなります✂️

ただし、脇芽を取る時期が遅れると、傷口が大きくなります。雨や湿度が高い日に作業すると、傷口から病気が入る可能性もあります。

農家は天候と株の状態を確認し、適切なタイミングで整枝を行います。

果房が増えるにつれて茎は長くなるため、下葉を整理しながら茎を下へずらす管理方法が使われることもあります。

このような作業によって、長期間にわたり同じ株からトマトを収穫できます。

受粉を助ける技術

トマトは花が咲いても、受粉がうまくいかなければ果実になりません。

屋外では風や昆虫によって花が揺れ、受粉が進みます。しかし、ハウス内では風が弱く、自然な受粉が十分に行われない場合があります。

農家は、花を振動させる機器を使用したり、受粉を助けるハチを導入したりします🐝

ハチを利用する場合は、農薬の使用時期や種類に注意しなければなりません。ハウス内の温度が高すぎたり低すぎたりすると、ハチの活動が弱くなることもあります。

受粉後には、果実が正常に肥大しているかを確認します。

一つの果房に実が多くつきすぎた場合には、果実の数を減らす摘果を行うこともあります。実の数を調整することで、一つひとつの果実へ養分を届けやすくし、大きさや品質をそろえます。

環境データを活用する農業

近年のトマト農家では、温度、湿度、日射量、二酸化炭素濃度、土壌水分などをセンサーで測定する取り組みが広がっています。

スマートフォンやパソコンからハウス内の状況を確認し、離れた場所から設備を操作できるシステムもあります📱

データを蓄積すると、収穫量が多かった年と少なかった年の環境を比較できます。

「日射量が多い日は水分を増やした方がよい」「夜間の温度が高い時期に株が弱りやすい」といった傾向を見つけ、翌年の栽培に生かすことができます。

ただし、センサーの数字だけで栽培できるわけではありません。

同じ温度や湿度でも、品種、生育段階、根の状態によってトマトの反応は異なります。データと実際の株の状態を照らし合わせることが大切です。

毎日の観察が最も重要な技術

設備やセンサーが進歩しても、トマト栽培の基本は毎日の観察です。

葉が上向きなのか下向きなのか、茎が太すぎないか、花の色や大きさは正常か、果実に傷や変色がないかを確認します👀

小さな変化に早く気付けば、水や肥料を調整したり、病害虫への対策を行ったりできます。

異常が大きくなってから対応すると、収穫量や品質への影響も大きくなります。

長年の経験を持つ農家は、株を見るだけで、水分が不足している、肥料が効きすぎている、根が弱っているといった変化を感じ取ることがあります。

こうした観察力は、記録を取りながら栽培を続けることで磨かれていきます。

まとめ

高品質なトマトを安定して生産するためには、温度、湿度、日照、水分、風通しなどを総合的に管理する必要があります。

換気、遮光、加温、誘引、整枝、受粉など、一つひとつの作業が果実の品質につながっています🍅

近年は環境制御設備やセンサーが普及し、数値に基づく栽培が可能になりました。

しかし、最終的に必要なのは、データとトマトの状態を見比べ、適切な判断を行う農家の技術です。

毎日の小さな変化を見逃さず、その時の気候や生育に合わせて環境を整えることが、おいしいトマトづくりを支えています。

多面的機能支払交付金

 昨日は多面的機能支払交付金を活用した地域農地の保全活動を行いました。組織の名前は「橋尾みどり会」。作業内容は、相続で地域外の方が所有することになった畑の樹木の伐採です。

 この畑は2年半前に元の所有者が突然亡くなり、様々な樹木が植えられたまま放置された状態でした。畑横の道路は地元小学生の通学路で、これまでは通学に支障が出ないよう草刈りだけしてきました。(写真は以前の草刈り作業)

 しかし樹木は段々大きくなり草刈りが大変になる為、今回チェンソー部隊3名で3時間かけ樹木を伐採しました。(梅の木と桜の木は一部残しました。すぐ近くには知る人ぞ知る橋尾北野神社 通称 天神様があり、観賞用になるかなっと)

 今回は構成員自らの農地保全活動でしたが、昨年は大掛かりな排水路の浚渫工事を業者委託にて行いました。今後も「橋尾みどり会」の活動をアップしていきます。

多面的機能支払交付金とは、地域住民等の多様な主体が共働で行う、農業・農村の有する多面的機能を支える活動や地域資源(農地、水路、農道等)の質的向上を図る活動を支援する施策です。(農水省の説明より:わかりにくい(^^;)

多面的機能支払交付金の概略(PDF)も添付します。関心のある方は下記の連絡先に問い合わせて見てください。

多面的機能支払交付金の概要

2月の天気、葉先焼け

 ここのところ天気がスッキリしません。土曜日あたりから曇天が続き、月曜日雨の後、火曜日にいきなり4月のような晴天!天気にトマトがついてこれず、かなり萎れてしまい葉先が戻らなくなってしまいました。

 ところが昨日、今日はまた雨!今度は葉焼けしなかった葉から水滴が!葉水を持ってしまい、暖房機をまわしたにも関わらず、一日乾きませんでした。明日も雨予報。3日悪天候が続くとトマトの樹勢は落ちてしまいます。しかし明後日は冬型の乾いた晴れの可能性があり、また萎れてしまいそうです。

 土耕なので必要以上に水やりできず、2月の栽培は毎度ですが難しく、天気に振り回されます。

こんな天気で湿度が高く、温度も微妙にあるため、②月は病気が出やすくなります。灰色かび病や菌核、葉カビなどが心配です。先日消毒はしましたが、天候が回復したらまた消毒しないとです。

消毒の詳細です

高軒高ハウスの1段目の収量が増えてきました。ここまで定植直後の水やり以降は潅水をしませんでしたが、いよいよ樹勢が落ち始め、中段の葉先枯れが目立ち始めましたので、グリシンベタイン含有液肥を潅水し、本日消毒も行いました。

 

殺虫剤:アニキ乳剤  殺菌剤:ネクスターフロアブル  展着剤:ファイトカル   葉面散布材:亜リン酸カリ

予報では午後から晴れのはずが、ずーっと曇りだったためいまいち乾かず夕方になってしまいました。普段は化学農薬を使わないことが多いのですが、今日は上記の2種類を使っています。

殺虫剤でアニキを使ったのは、ハウス内にコナジラミがちょろちょろしている事と、天敵のカスミカメムシの量が増え過ぎている感じがしたためです。天敵といってもすべてのコナジラミを捕食してくれるわけではなく、バンカー植物(クレオメ)の下葉裏で生き延びていたようです。以前アニキを使用した際、カスミカメが全滅することはなく、量をコントロールするのに使えそうな感じがしたため、今回使ってみました。結果はまた報告しますね。

殺菌剤でネクスターを使用したのは、来週の月曜から雨マークが1週間続くため、灰色カビ、葉カビの予防と、クレオメに菌核がでておりこれもトマトに移らないよう予防するためです。このように時と場合によって化学農薬使を用することがあります。

未来への種まき・食育授業の巻

 豊川市役所 農務課からのお誘いで、豊川市農業経営士会の代表として、豊川市立一宮東部小学校の食育授業に参加してきました。栄養教諭の神谷先生の授業の前に、10分程時間をいただいて、豊川市の農業やトマトの話をさせてもらい、学校給食では食べられない生のトマトを子供たちに食べてもらいました。この時期のトマトは糖度が6~8度程あり(軽い尻腐れ果を持っていきました)みんな喜んで食べてくれました。

 昨年の12月には御津北部小にも同様にお邪魔させてもらい、今後もこのような機会があれば足を運ぼうと思います。

お声かけいただだいた一宮東部小の皆さん、神谷先生、農務課の鈴木さん 今日はありがとうございました。

インスタ始めました

昨日、ようやく重い腰を上げ、初めてインスタグラムの投稿をしてみました。

https://www.instagram.com/love.toma_take?igsh=MXQ5cnJncjBhbjdoZw==

色々は発信をしていきますので、お楽しみに!

 

産直トマト情報⑥

農薬散布について、化学農薬の散布回数低減の取り組みをご紹介します。当園では消毒自体は慣行レベルの回数と同程度行っています。違いは農薬の種類で、主に使用している農薬は、天然由来のもの、油状で害虫を包み込み窒息死(気門封鎖)させるもの、天敵農薬です。天敵農薬は2月13日の投稿で紹介したタバコカスミカメムシです。3カ月前は試行錯誤中でしたが、現状はかなり効果が出るようになりました。

化学農薬は、収量を増やし綺麗な野菜を栽培するためにはなくてはならないものです。しかし残効性の高いものがあったり、使い過ぎにより病害虫に抵抗性が付いてしまうことがあります。もちろん人体への影響も少なからず考えられます。当園では試行錯誤を繰り返しながら、少しづつ化学農薬の低減を進めています。